快楽主義者

うつになる前の私は、夫に従い、夫に叱られ、それでものんきに生活していた。
多分、幸せだったんだろう。

うつ病を患い、治りかけになると今まで苦しんでいた分の快楽を求めてしまう。
酒、男、金、ギャンブル。

「呑む　打つ　買う」
の女バージョンかな。

夫には、最初はパチンコしすぎがバレてすごく怒られたけど、今はどうでもいいから普通に嘘を付く。

私が謙虚に優しくすればするほどに、夫は円くなり、私の嘘には気が付かない。
時にはめちゃくちゃ元気で、何でもこなし、スタミナがなくなるとグッタリ。
が、効果があるみたいで余計に気が付かない。

夫の口から離縁の話も出た。
でも、今は駄目。
次の男がいない、金がない、地盤を固めていない。

夫には、私はボーっとしてる女と思わせているけど、大好きな倖田のくぅちゃんで言うと、「相性」と「愛証」が少しづつズレて行っているような気がする。

やっぱり私は、黒く染まり、今がよければすべてよし、自分が一番になってしまったのだろう。
まるで、20代前半に戻ったみたいな感じ。

同姓から見たらかなりムカつく女に成り下がってしまったのだろうね。